AutoCAD で 3D モデルを作成する 7 つ道具 #7:外部参照

内容の概要

AutoCADで3Dモデルを作成するには、2D作図とは異なる設定や機能が必要です。第7回目は、DWGファイルをリンク参照する外部参照の機能を、3Dモデル作成に活用する方法を紹介します。

 

詳細

3Dで利用するには

2Dの正面図・側面図・平面図をそれぞれ1つのDWGファイルに分けて、外部参照でアタッチし、これを下絵として輪郭の作図などに利用します。

 

外部参照を利用すると、同じ名前の画層でも、正面図・側面図・平面図ごとに表示/非表示をコントロールできます。

 

また、ロード/ロード解除することにより、正面図・側面図・平面図の表示/非表示をコントロールすることが可能です。

 

輪郭の作成に必要なオブジェクトは、「ネストされたオブジェクトを複写(NCOPY)」コマンドを使用すると、簡単にコピーすることができます。

 

個別バインド

書き足したい寸法などは、画層と寸法スタイルを個別バインドすると、外部参照の画層と寸法スタイルを利用することができます。

 

「個別バインド(XBIND)」コマンドを実行し、画層や寸法スタイルを追加します。

 

追加した画層や寸法スタイルを使って、寸法を書きます。

 

画層を非表示にすると、外部参照の寸法と一緒に書き足した寸法も非表示になります。

 

まとめ

3Dモデル作成で2D図面をそのまま利用すると、オブジェクトが多数になってしまい、作図効率が悪くなります。下絵として外部参照を利用すると、輪郭に必要なオブジェクトのみ作図することができるので、ぜひ活用してください。

著者について

芳賀 百合

初心者にはわかりやすく指導し、上級者には1ランク上の使いこなし方を教えるインストラクターとして活動中。元は土木設計事務所のCADオペレーターでAutoCAD暦は20年。著書に「AutoCADLTできちんと土木図面をかく方法」「基礎からしっかり身につくAutoCAD LT入門」「これからCIMをはじめる人のためのAutoCAD Civil 3D 入門」などがある。

ウェブサイトを見る このライターによる他のコンテンツ
前の記事
Visual Studio Code での AutoLISP 開発
Visual Studio Code での AutoLISP 開発

AutoCAD 2021 では AutoLISP の開発環境が大きく変わりました。今回は、AutoLISP の歴史を振り返り、AutoCAD 2021 で利用出来るようになった新しい開発方法に言及していきたいと思います。

次の動画
機械エンジニアの働き方改革
機械エンジニアの働き方改革